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「任意整理」に関するお役立ち情報

任意整理を成功させるためのポイント

  • 文責:弁護士 水野高徳
  • 最終更新日:2026年3月12日

1 任意整理を成功させるための3つのポイント

任意整理は、他の債務整理の方法と比べると、一般的に短期間かつ少ない費用で行えるほか、対象とする債権者を選択できるなどのメリットがあります。

ただし、任意整理を成功させるためには、次の3つのポイントをしっかりと押さえておく必要があります。

①家計を管理して返済原資をしっかりと確保する

②確実に弁護士費用の積立てを行う

③任意整理ができない場合の対応策を検討しておく

以下、それぞれについて詳しく説明します。

2 家計を管理して返済原資をしっかりと確保する

任意整理後は、新たな返済条件に従って返済を続けていくことになりますので、返済資金を確保しておく必要があります。

任意整理をすると、一般的には残債務の元金と経過利息、および遅延損害金の合計額を36~60か月程度で分割返済することになります。

任意整理後の月々の想定返済額を、返済原資(月々の手取り収入から生活費を控除した残額)が上回っていないと、任意整理はできません。

想定返済額に比べて返済原資が少ない場合には、家計を正確に調査・分析し、過剰な遊興費や嗜好品費、利用していないサブスクリプションサービスなどがあれば削減して、返済原資を増やす努力をすることが必要になります。

まずは任意整理後の想定返済額や返済原資がどのくらいかを把握することが大切になりますので、詳しくは弁護士へご確認ください。

3 確実に弁護士費用の積立てを行う

任意整理を弁護士に依頼した場合、弁護士費用が必要となります。

弁護士費用は、一般的には貸金業者等1社あたり数万円程度です。

対象とする貸金業者等が複数ある場合、弁護士費用は十数万円程度に上ります。

多くの場合、債務者の方は弁護士費用を一括で用意することは難しい状況にあるため、数か月かけて弁護士費用を分割払いしていただくことになります。

分割払いが途中で止まってしまうと、弁護士も任意整理をすることができなくなりますので、毎月の支出をしっかりと管理して必要なお金を確保していくことが大切です。

なお、弁護士に依頼して所定の手続きが行われた後は、任意整理の対象となる貸金業者等への返済は中断することになります。

そのため、これまで貸金業者への返済に充てていた金額を、弁護士費用に回すことが可能になります。

「借金に悩んでいる状態で弁護士費用を用意することはできない」とお思いの方も、この方法であれば費用を捻出して任意整理を進められる可能性がありますので、どうぞ諦めずに当事務所までご相談ください。

4 任意整理ができない場合の対応策を検討しておく

経済情勢やこれまでの返済状況によっては、貸金業者等が任意整理に応じないことや、厳しい返済条件でしか和解しないということもあります。

このような場合、任意整理では債務に関する問題が解決できないため、状況によってはあらかじめ個人再生や自己破産を検討しておくことも大切となります。

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